日本財団 図書館


 

大道寺
それでね、ここ50年一時貯蔵していて、最終処分地をどこどこにするということが、決まってません。
ところが全世界で、この埋めるところについて30年以上でも埋めてOKというふうに、申し出てる地方自治体はないんです。フランスもスウェーデンもデンマークもノルウェーも、今、原発やってるところは、30年OKとか20年OKって言ってるとこ、どこもないんですよ。
世界中で青森県だけがね、少なくとも50年置きましょうというふうな話しで、この前来たのは28本ですか、50年たまると、あと50年経つと、3万本から5万本位来るんですよ。もしそれがちょっとでも漏れたらどうなるかと、それをみんな世界中がおっかながってる。
それで、デンマークでしたか、ノルウェーでしたか、先日NHKの放送番組を見たらあの中央政府はその候補地となる自治体と、まあ過疎の自治体だ、何べんも何べんもお話し合いをして、どうだろう、どうだろうという話しをやり合ってる。で、地方自治体はやっぱり、市町村長だけじゃなくて、住民をですね、集めて「どうだろうなあ、ああだろうなあ」とやってるんです。ああいう対話が無い。そこらへんのところは非常に考えなきゃいけないんじゃないかと思います。

 

川島
分かりました。ありがとうございました。それでは最後の方に、いろんな過疎の白治体とのやり取り、うんぬんということがございました。これを、青森県に一つ、例を取りながら話し合ってみたい。先ほどの知事のお話しの市町村との間っていうのが、問題になってくる、ということでございまして、この点をお話し合いをいただきたいと思うんです。小坂町長さんの方から「県に失礼になるような話し」というのをまず、伺いたいんですが。

 

小坂
私は中間報告の検討を受けて、いろいろと考えていることがあるんです。その辺を踏み込んでお話ししてよろしいですか。

 

川島
はい。何か府県と市町村とのあり方というところで、こういうふうに考えていきたい、こういうところを変えて欲しい、というようなところがございましたら、まず伺いたいと思います。

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ

 






日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION